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2020.11.21

最先端の音楽と映像同人文化を体感できるTHE VOC@LOID M@STER45&ホロケットを取材してきた!!

 

1回で2度おいしい!!2つのイベント同時開催

11月15日(日)本日はとっっっても晴天!向かった先は東京池袋のサンシャインシティにある文化会館の展示ホール。ここでTHE VOC@LOID M@STER45とホロケットの2つの同人イベントが同時開催されると言うので、早速取材を申し込んだ。

 

 

主催はどちらもケットコムさん。様々な同人イベントの開催をサポートし続けているそうだ。

 

●ケットコム

 

webサイト:http://ketto.com

 

 

●イベントサイト

 

THE VOC@LOID M@STER45:https://ketto.com/tvm/

 

ホロケット:https://holo.ketto.com/

 

 

問題となる新型コロナ対策は?

やはり今回の開催において、ポイントとなるのは新型コロナウイルス対策だろう。日本では冷え込みが強くなり空気も乾燥し始める季節。マスクの着用を義務付け、参加者各々に感染予防の高い意識を持ってもらおうとしても、テンション爆上がりの同人イベントだ。それだけでは足りない。そこで主催者側によって、これら2つのイベントでは人混み防止の強化対策がとられた。

 

それが・・・なんと3部制!!

 

 

サークル参加者は1~3部を通して会場内にいることができるが、一般参加者はその内どこか1部でしか会場を見て回ることはできない。指定の時間が訪れると後ろ髪を引かれながら退場だ。また、当日参加券は用意されていない。「あ、今日イベントやってるし行ってみようかな」なんて気軽に参加しようとしても、入場すらできないのである。この徹底ぶり、おそらく苦渋の決断だったことだろう・・・頭が下がる。

 

 

 

THE VOC@LOID M@STER45ってどんなイベント?

ではまずHE VOC@LOID M@STER45(以下ボーマス45)の方から見ていこう。このイベントはその名の通りVOCALOIDやUTAUなどの音声合成ソフトウェアを使用した楽曲や初音ミクさんを始めとするVOCALOIDキャラクターに関する同人グッズを頒布するイベントである。

 

以前インタビューを受けてもらったお二方もサークル参加されていた!

 

(左)pommさん

 

(右)としる゛さん

 

 

インタビュー第1段のぼーかりおどPさんも参加!

 

 

やはり、他の同人イベントと比較して明らかに違いを感じるのは音楽がメインだという点。VOCALOIDを使用した楽曲制作者、いわゆるボカロPがサークル参加のメイン層となってくる。つまり1次制作者である。だからこそプロと同人の境目が良い意味で曖昧で、超有名ボカロPにも生で会えることはボカロファンにとってまさに垂涎モノ。「あのボカロP同士がなんか語り合ってる!!」なんて場面にも出くわすこともあり、次代の名曲がもしかするとここから生まれるかもしれないと考えるとワクワクが止まらない。

 

 

 

 

 

ホロケットってどんなイベント?

次にホロケット(以下ホロケ)の会場に足を運ぶ我々。こちらはホロライブというカバー株式会社が開発したVtuber配信システムを使用して活動しているVTuberの二次創作同人イベントだ。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで話題となったVTuberたち。今や世界的にも大人気で、人気のサークルのブースは長蛇の列。会場の外まで続いており、だいたい50mには達していたのではなかろうか。

 

同人誌はもちろんのこと、グッズやイラスト集など、頒布物は多岐に渡る。この熱・・・新たな同人文化の新興勢力といっても過言ではないだろう。なぜここまで急速にホロライブの二次創作が増加したのか、それは運営元であるカバー株式会社が定める二次創作ガイドラインを定めていることにある。注目すべきは下記事項だ。

 

第4条 (本キャラクターの利用許諾範囲)

(1) 本キャラクターの二次創作物を作成すること

 

(2) 利用者自ら作成した本キャラクターの二次創作物を複製、上演、上映、公衆送信、展示または頒布すること

 

(3) 利用者自ら作成した本キャラクターの二次創作物のタイトル、説明文等に本キャラクターの名称の全部または一部または愛称を使用し、または当該二次創作物に本キャラクターの名称の一部を用いた独自の名称を付与すること

 

引用元:ホロライブ二次創作ライセンス規約(https://www.hololive.tv/terms)より引用

つまり、二次創作において「似て非なるもの」という建前が必要ないのである。まさに公式が同人との相乗効果を計った故ではなかろうか。

 

 

 

 

 

 

ある意味、相反する2つの文化

ボーマスとホロケ・・・VOCALOIDは「ユーザー、つまり同人視点が作り上げメジャーに登りつめた上げた文化」とも言える。そしてホロライブは「メジャーなものが同人視点を持つ者と手と手を繋ごう」という意思を明確化している。

 

ある意味、相反するこの2つの同人文化が、こうして同じ会場でイベント開催していると考えると非常に感慨深いものがあるだろう。

 

コスプレ参加されていた方々も激写!!

おすずさん(@orenorakuen)

 

ゆりめさん(@hyakugoume)

 

 

咲桜柚那さん(@yuna_YJK)

 

まめたけさん(@yuki_ross)

 

 

まいりさん(@ma8312iri)

 

りんご湯さん(@apple_spa)

 

 

からたさん(@krt294)

 

ふぇいさん(@Fay_Nero_moon)

 

さくをみさん(@Vsakusakupoyo)

 

みのさん(@urisuke4_)

 

HIKARUさん(@tv_hikaru)

 

※写真は全て取材時に掲載許可をとっております。




Writer

佐藤志郎

2010年に広告制作会社を立ち上げる。主要な取引先は通信販売会社であるため、得意分野はダイレクトレスポンス広告。


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