2022.05.07
【コスプレTikToker:Raia】アイドルからの転身・・・しかし道は一つに通じる
インタビューに必要なものとは何か。
まずメモ帳!会話の内容の重要なところをポイントで記載するぞ。
そしてボイスレコーダー!声が発するその人の雰囲気までしっかり記録。
さらには~・・・
ペン・・・ライト!!
ひたすら振るのだ。
だってさ、今回インタビューを受けてくれたのは、アイドルのRaiaさんだもの。
インタビューに答えてくれるRaiaさん
アイドルを卒業し、コスプレイヤーに転身
「いえ、もう解散していますし、地下アイドルのような感じでしたし・・・」
いいんですいいんです。アイドルっぽければペンライトを振る、それがオタクの生態ってやつよ。
さてさて、お話の通り元はと言えばアイドル活動をされていたRaiaさん。しかし、なかなかに過酷な日々だったそうだ。
「事務所にも所属させてもらっていたんですが、けっこうつらい思い出もあります。なので引退してからは、前から気になっていたコスプレをやってみたいなって思い、挑戦しました。コスプレイヤーさんを見るのも好きですし、二次元に恋していた時期もありましたから(笑)」
【七つの大罪】エリザベス(カメラマン:だいすけ/@disk_cam)
【七つの大罪】エリザベス(カメラマン:だいすけ/@disk_cam)
しかし、やはり見るのとやるのではなかなか勝手が違うものだ。
「コスプレを始めたのは今から2年くらい前。最初にしたコスプレは、ウィッグを被るくらいの簡単なものでした。皆さん、ウィッグを切ったり衣装を縫ったりされていると思うんですが、そこまでに至らなかったんです。もちろん今はそんなこともなく、購入した衣装であっても自分で手直しをしたりもするんですよ」
インタビューに答えてくれるRaiaさん
TikTokを始めて、驚きの反応が・・・
ここまで聞くと、アイドルを諦めてコスプレイヤーに転生??のように感じるが、Raiaさんの目標はブレていない。
「どういうカタチであっても、芸能の世界に触れていたいなって思ってるんです。まずコスプレイヤーとして始めたのがTikTokでした」
そう、RaiaさんのTikTokのフォロワーはなんと13万人を超える。これはもうインフルエンサーっていっても過言ではないレベルだ。
雪ミク(タンチョウ巫女)(カメラマン:くらん/@10kpy25)
雪ミク(タンチョウ巫女)(カメラマン:くらん/@10kpy25)
「ありがとうございます。コスプレをしながら踊ってみたのような動画を投稿していったんです。そしたら思っていた以上の方に応援してもらえて・・・6~7万人くらいの方がフォローしてくれたんです」
すげぇ・・・この人身掌握術。さすが元アイドルの魅力のなせる技だろうか。
「でも、そこからはちょっと伸び悩むというか・・・だから新しいことも発信していかなきゃって思って、VLOG動画の投稿を始めました。気になるお菓子を買ってみてレポートしたり」
その後、みるみる登録者数を伸ばし、今に至るということだ。
初音ミクBicute bunnies 白うさぎver.(カメラマン:よっしぃ/@karen_miki39)
インフルエンサーとしての活動
「目標は20万人くらい!ありがたいことに最近は、企業さんから商品広告のようなお話もいただけるようになりました。ただ、もっともっとたくさんの人に見てもらうためには新しいことを模索し続けていかないといけませんね」
あくなき向上心。こうしたSNSを活用し、自らが広告塔となり、自らこそが商品でもあるインフルエンサーの方々は、やはりフォロワーという数字からは逃げられない。
【原神】モナ(カメラマン:キャネ/@yuji103)
【原神】モナ(カメラマン:キャネ/@yuji103)
「毎日ネタ探しもしていますし、編集も自分でやっています。準備にもけっこう時間がかかるので、TikTokの撮影は1日に2本くらいになってしまいますね。実はこだわりもあって、最初にコスプレで目に留めていただいて、今ではVLOG中心なんですけど・・・この二つを合わせるようなことはしないようにしているんです。コスプレをしているキャラクターがしないことはしないぞって」
おぉ~やはり「なんでもやっちゃえ、なんでもいいじゃんwww」ではなく、自身の中で一線を引いているからこそ、1作1作に説得力があるし、人の心を射抜くことができるのだろう。
【原神】刻晴
バーチャルな青春の舞台に立つ?
なんたって13万フォロワーである。日本人もいれば海外の人もいるし、性別だって多種多様。それが業界や職業になれば尚更だ。思いもよらないところから声がかかることもある。
「こんな感じでTikTokの配信を続けていたら、なんとeスポーツの事務所さんからタレントとして活動しないかってお誘いいただいたんですよ。昔からゲームも好きだったので、参加させてもらうことにしました」
おぉ、話題のeスポーツ!!この分野はDoujin Worldとしても興味津々だ。しかし、タレントとしてってどういうことだろうか?
【Re:ゼロから始める異世界生活】レム
【Re:ゼロから始める異世界生活】レム
「例えば司会とか企業アンバサダーとか、ですかね。でも、事務所に加入した後、選手としてもやってみなかって言われて・・・今は『Pokémon UNITE』をプレイしています」
え??なんとRaiaさんは、スマホゲーム『Pokémon UNITE』のeスポーツ選手でもあったのだ!!
「5対5のチーム対戦というゲームなんですが、ようやくメンバーも揃ったって段階なんです。私はもともと競ったりすることも苦手なんですけどね(笑)。それでもメンバーみんなで深夜にボイスチャットをしながら練習したり、部活みたいな感覚でやらせてもらってるので楽しいです。やればやるほど、こうした方がいいねって改善点も見えてきますし」
アイドルとは、ファンを笑顔にするもの。それはコスプレイヤーだって、TikTokerだって、eスポーツ選手だって同じだ。つらい思いをしたから今がある。笑顔を届けられる。Raiaさんの活動は、きっとこれからもどんどん広がっていくことだろう。
●Raia
Twitter:@raia_BFLLC
TikTok:raia_bfllc
【アークナイツ】ケルシー
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Writer
佐藤志郎
2010年に広告制作会社を立ち上げる。主要な取引先は通信販売会社であるため、得意分野はダイレクトレスポンス広告。