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2020.07.01

魔法のチケット?サーチケってなんのこと?

 

 

同人即売会でサークル参加する人が、絶対に忘れてはいけない持ち物第1位をなんだか知っているだろうか。

 

 

サークル参加するなら忘れてはいけない物

新刊? 既刊? おつり? 筆記用具?

 

確かに全部当日必要になる持ち物だ。

 

しかし、新刊は印刷所に依頼すればたいていの場合は直接納品が可能になる。

また、自宅に納品してもらったとしても、事前に会場へ宅配便で搬入が可能。既刊も同様に宅配便を使って事前搬入をしてしまえば忘れる危険を回避し、手荷物を減らせてスマートである。

 

では、おつりは?確かに必需品。しかしこれも現地で買い物をして手持ちの現金を細かくすることで応急的な対応が可能。

どうしても用意できなかった場合でも「おつりの用意が間に合わなかったため、開場直後は小銭での支払いにしか対応できません」と正直に宣言しておけば、ある程度なれている一般参加者ならば基本的に小銭を多めに用意しているので気を使ってくれるだろう。(極たまに1万円札などで支払いを希望する参加者が登場するので、用意するに越したことはない)

 

筆記用具?これは地味に必要になるもので、当日忘れると結構困る。けれど、イベント会場では多少割高になるが筆記用具を販売してくれていたり、運が良ければ近場のコンビニで調達できる場合も…さらにはそうならないように事前に既刊などと一緒に宅配搬入しておくこともできる。

 

しかし、事前に搬入することもできず、当日会場で現地調達することもできない。

サークル参加者が忘れてしまうと、一発アウトになってしまう必需品がたった1つだけ存在するのだ。

 

そう、それがサーチケ。

「サークルチケット」なのである。

 

 

サークルチケットとは

 

サークル参加したことがない人は耳慣れないかもしれない「サーチケ」

サークルチケット、それはサークル参加者が会場に入るために必要な入場券であり、サークル参加者であることを証明するための参加証なのだ。

 

まずサークル参加が決定すると、事前に主催者からサーチケ数枚を含めたサークル案内や注意点を記した書類などが郵送されてくる。

ちなみにサーチケが数枚なのは複数名のサークルや、頒布のお手伝いに来る人に対応するためである。

 

サークル参加者は一般入場が開始する前までに、自スペースの頒布準備を済ませなくてはならない。

だから同人即売会ではサークル参加者専用の入り口があり、入場も1~2時間ほど早く開始される。

その際、サーチケを提示しなければ入場すらさせてもらえず、頒布開始を一般入場に間に合わせることは不可能。

売り子さんや買い子さんを呼んでいる場合、当日サーチケを渡して一緒に入場する予定ならばさらに状況は悲惨である。

 

イベントによっては身分証の提出などで再発行ないし、入場を認めてくれる場合もあるらしいが確実ではない方法の上、主催者に迷惑や自分の手間がかかるのであまり期待しない方がいい。

 

しかし、落ち着いてみればわかるだろうが、ライブに行った時にチケットを忘れればもちろん会場には入れないし、海外旅行に行く時にパスポートを忘れれば当然出国は出来ない。そして、それは誰しも当然のことだと考えている。

だからこそみんな忘れないように貴重品として大切に扱うのだ。

そしてサーチケもそれと同じ、参加者である我々が忘れないように気を付けなくてはいけない貴重品なのである。

 

 

サーチケを忘れないための事前準備を

なによりも当日自分が最大限に楽しむために、忘れ物はないに越したことはない。

 

基本的に事前に搬入可能な物は宅配便で送っておくことで、忘れ物をする可能性を大幅に減らすことができるのだから、積極的に宅配搬入を使用するといいだろう。

だが、間違ってもサーチケだけは絶対に送ってはいけないので注意しよう。

 

できるならばサーチケは手元に届いたら早い段階でカバンや、財布にしまっておこう。

ただまれにサーチケをしまったカバンとは違うカバンを持って出かけてしまう人もいるので、どのカバンにサーチケをしまったか忘れない様に。

 

一般参加している人には、全く関係ないサーチケ。

そんな人々がいざサークルで初参加をしてみようと1歩を踏み出した時に、サーチケを忘れてしまって後悔した、なんて悲劇がないように願う。

 

 




Writer

Shuuuuhi


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