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2020.11.06

バッカニア池袋のコスプレイベントに行ってきた!

 

ハロウィンといえば、仮装!コスプレ!なのに今年はどのイベントも自粛。テンションダダ下がりの筆者の元に、ある日グッドニュースが舞い込んできた。

 

なんと、「飛空艇酒場バッカニア池袋店」にて、ハロウィン当日までの6日間、コスプレしながら飲食ができるイベントが開催されるそうなのだ。絶対楽しい!行くっきゃない!!ということで今回は、バッカニア池袋のハロウィンコスプレイベントの体験レポートをお届けしていこう。

 

 

「飛空艇酒場バッカニア池袋店」ってどんなところ?

池袋駅西口すぐの、本格的な肉料理や種類豊富なラム酒を堪能できるダイニングバーである。

 

料理も正に酒場!という豪快さ

 

だが、一番の魅力はなんといっても完成度の高いファンタジー空間だ。雑居ビルの地下二階、扉を開ければ飛空艇の酒場の風景が広がっている。ユニークな内装にひかれて訪れる人々が後を絶たないそうだ。飲食店としての営業は夕方からで、日中は撮影スタジオとしても利用できる。

 

空の上に居るようだが、実際は地下なのが驚き!

 

 

イベントに行ってみた!!

~1回目 10月27日~

 

さて、今日の筆者のコスプレは…こんな感じ!

 

ゲーム「グランブルーファンタジー」のビカラ!

 

更衣スペースはフロアの一角に垂れ幕が施されており、ゆったりと着替えることができた

 

コスプレをして店内にたたずんでいるだけで、ファンタジーな空気に溶け込んでいるような感覚。炎が揺らめいているかのような照明の灯り、キッチンから漂うチーズがとろける匂い、お客さんの談笑。一つひとつが合わさって「とある飛空艇での食事風景」という1シーンが描かれているんだ、と気づいた瞬間、筆者の胸は盛大に高鳴った。なにこれめちゃくちゃエモいんだけど!!!

 

もちろん、ただ突っ立っているだけでは終わらない。その後美味しい料理とお酒を味わったり、巨大なお肉を山分けしている方々からお裾分けを頂いたり、その方々とアニメの話で盛り上がったりと、ゆったり楽しい時間を過ごした。

 

宝箱から溢れるフライドポテトに注目!サラダもお肉も絶品で、ラムバックが進む進む。

 

総重量1kgのローストビーフ。女子5人でもすごい食べ応え!

 

私の他にコスプレイヤーが殆ど見当たらなかったのは残念だったが、店員さん曰く、どうやら31日は10人以上集まるらしい。これは期待大!!

 

店員さんもハロウィンの装い。とっても気さくに話しかけてくれました。

 

 

~2回目 10月31日~

 

1回目を終えた後、31日は推しキャラのハロウィン衣装で参加することを決意した筆者。衣装はまだ布、いやお金である。それでもレイヤー魂についた炎は消せはしない。仕事終わりにダッシュで布屋に駆け込み材料調達、深夜2時まで作業、朝4時に起きてまた作業、仕事に出かける…という日々を繰り返し、やっとの思いで完成させた。さあ、今日こそ沢山のレイヤーさんとお話しするぞ!と息巻いていたのだが…

 

なんと、突然の残業イベント発生。必死で仕事を終わらせバッカニアに向かうも、数時間前から来店していた大勢のレイヤーさんたちは帰り支度を始めていた。ああ…無念!

 

辛うじて会えた友人とパシャリ

 

肝心のハロウィン当日にレイヤーさん達とほとんど交流できないなんて…。打ちひしがれている筆者を見かねた店長さんが、今回のイベント開催についてインタビューに応じてくださることになった。

 

店長ももちろんコスプレ参加です!

 

―実際にイベントを開催してみてどうでしたか?

 

店長:予想よりたくさんのコスプレイヤーの方々にお越しいただけました。期間内の数日に渡りご参加いただいた方々もいらっしゃり、とても満喫されている様子が伝わってきましたね。また、今回はコスプレイヤーと一般のお客様がフロアを共にする形式になりました。一般のお客様には他のお客様がコスプレするということを事前説明こそしましたが、その必要もないくらい双方楽しんでくださったので安心しました!

 

 

素敵なスリーショット!

 

 

―開催当日の様子から、何か気づいたことはありましたか?

 

店長:まずは、やはり「食事やお酒を楽しみながらコスプレができる」ことがイベントの魅力として大きく受け止められていたようです。特に「今コスプレしているキャラをイメージしたオリジナルカクテルを楽しめる」ことを大変喜んでいただけました。

 

 

筆者が1回目で頼んだビカラのオリカク。キャラの見た目や性格が見事に表現されていて、大満足の一杯!

 

また、当店は普段からグランブルーファンタジー(通称グラブル)のプレイヤー・コスプレイヤーの方々が多く集まることから、違うテーブルのお客様同士で交流される様子もよく見かけました。好きなゲームという共通項が、初対面でも会話が弾むきっかけになったのでしょうね。中には、このイベントをきっかけに元々SNSで繋がっていた方同士がついにご対面、ということもあったようです。

 

 

―ズバリ、次回開催は…?

 

店長:3か月に1度くらいのペースで企画を立てていこうと考えています。昼・夜の2部制にする、思い切ってコスプレイヤー貸切形式する等、より多くの方に参加していただきやすい形を目指したいですね。普段スタジオ利用できない方でも撮影を楽しんでいただけるように、撮影時間やスペースの確保も検討します。コスプレイヤーの皆さんにとって「新しいコスプレの遊び方」になれるよう、イベントをしっかり育てていきますよ!

 

店長さん、お忙しい中ありがとうございました!

 

 

感想

コスプレしながら食べるご飯は本当に楽しかった。でもそれは、お店の隅々まで満たされた異世界の空気、お客さんや店員さんと生まれる自然な会話、そういったものと結びついた思い出だからかもしれない。いや、きっとそうだ。

 

これからもたくさんのコスプレイヤーさんにここで素敵な体験をしてほしいと思うし、筆者自身もバッカニア池袋の1ファンとしてよりイベントを満喫していきたい(できることなら、一緒に乗艇しているレイヤーさん全員と友達になりたい!)。

 

そしてもし、これを最後まで読んでくれた貴方がこの飛空艇の一室を訪れることがあるなら、空の旅のひとときを五感で思いっきり楽しまれるように、と筆者は願っている。

 

 

 

 

 

 

飛空艇酒場バッカニア 池袋店

 

HP : https://www.buccaneer-online.com/

 

Twitter: @Buccaneer_tokyo

 

 




Writer

KAMOMI

管理栄養士にしてコスプレイヤーの新人ライター。得意分野はコスプレを主とするオタク文化、食物・栄養関連。


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