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2020.12.25

コスプレイヤー100人が答える!素朴な質問コーナー Vol.2【衣装編】

 

 

 

 

Vol.1 はこちらから。

 

 

 

さあやってまいりました「素朴な疑問コーナー」第二弾!主に日本で活動する100名以上のコスプレイヤーさんのリアルに迫ります。

 

今回は、レイヤーの皆さんが身に纏う「衣装」についての疑問が大集合。日常生活では目にしない煌びやかなコスチュームの謎を解き明かしていきましょう。「コスプレしてみたいけど、衣装を準備するのって大変そう…」とお悩みの方、必見です。

 

 

 

★1 衣装は何着持っていますか?

 

コスプレイヤーさん1人のSNSアカウントを覗いてみても、数えきれないほどのキャラのコスプレが目に飛び込んでくることは珍しくありません。皆さん、一体いくつの衣装をお持ちなのでしょうか?

 

*回答*

1~5着 : 7.6%

6~10着: 25.7%

11着以上: 66.7%

 

実にレイヤーさんの3人に2人は11着以上の衣装を持っているという結果に!

 

「ドラゴンクエスト11主人公の通常衣装のみで6着あります。」

 

「刀剣乱舞の衣装だけで11着以上持っています。」

 

「選択肢の幅が狭すぎると思います…私は80着前後持っています。」

 

「多分150着以上あります。」

 

 

という強者からのコメントも寄せられました。

 

これだけ衣装が手元にあると、収納スペースの確保や保管が大変なのでは?と思いますよね。その辺りも詳しくお答えいただきました。

 

 

*コメント*

 

~収納・保管の工夫~

「しわになりにくい衣装・かさばらない衣装はジッパータイプのファイルに畳んでしまい、本棚で保管しています。」

 

「小物や造形物が多い衣装は段ボールに入れて保管しています。」

 

「コスプレ衣装用に貸倉庫を持っています。」

 

「アイドルのステージ衣装等は部屋に飾って楽しんでいる。」

 

 

~取捨選択~

「私服を捨てて衣装を増やす。」

 

「素敵に撮ってもらった写真を手元に残し、次に楽しんで着てもらえる方に衣装をお譲りしています。」

 

「100着近くは着てきたと思いますが、暫く着ていないもの・劣化が激しいもの・出来が不満足なものは、さっさと捨てています。技術を磨いて、もっと良い衣装が作れるだろうから…と!」

 

大好きなキャラの思い入れのある衣装。だからこそ、手元に残すかお別れするか、レイヤーさんそれぞれ愛のこもった理由をお持ちなのかもしれませんね。

 

 

 

★2 コスプレ衣装は自作派?購入派?

 

たくさんの衣装をお持ちのレイヤーさんも、世界に一つしかないような手の込んだ衣装をお持ちのレイヤーさんも、きっと準備にお金や手間がかかっていることでしょう。どんな方法で衣装をゲットしているのか、答えてくださいました!

 

*回答*

できるだけ自作するようにしている :20.0%

場合により自作と購入どちらも   :58.1%

できるだけ購入するようにしている :21.9%

 

自作・購入でご意見が綺麗に分かれました。その理由や準備方法について深めていきましょう。

 

 

*コメント*

 

~自作派~

「どこの業者でも売っていないマイナーな作品の衣装、売っていても布の質感やシルエットに納得がいかない場合は自作しています。」

 

「昔は買うより作った方が安い精神で自作していましたが、今では原作のイメージに近づける為にお金を惜しまなくなりました。」

 

「自作は布選びからこだわるのがすごく楽しいです!」

 

 

~購入派~

「ここ5年ほどで、制服や隊服のような衣装は自作より中国製の輸入品の方が費用が安く、クオリティも良くなった。」

 

 

~どちらも~

「基本的に購入衣装で100%完璧なものは届かないので、自分で手直しをすることを前提に購入しています。」

 

「やりたい衣装が凝った作りで自作に自信がないときは、購入して後からリメイク。造形は好きなので、防具は自作していたりします。」

 

 

自作することも、既製衣装を購入することも、お互いに良さがあるようですね。衣装の完成度を高めるためにご自身のアイデアを加える方、その過程を楽しんでいる方も少なくないようです。

 

 

 

★3 元々お裁縫は得意でしたか?

 

先ほどの質問で、自作される方はもちろん購入派でも手直しされる方がいらっしゃる等、皆さん多少なりとも縫物をされているようです。「お裁縫なんて家庭科でエプロン作ったことしかないよ~!」と頭を抱えるそこの貴方、諦めるのはまだ早いかもしれませんよ?

 

 

*回答*

苦手だった         :35.2%

学校の授業で習う範囲はできた:56.2%

得意だった         :8.6%

 

元々お裁縫が得意な方はごく少数派。3人に1人は苦手だったそうです。皆さん、どのように衣装が作れるようになっていったのでしょうか?

 

 

*コメント*

 

「裁縫に詳しい人に聞くのが一番だと思います。知識量の多さはクオリティと製作スピードに繋がります。」

 

「ガチでプロの祖母に(スパルタ気味に)教わりました。」

 

 

「ネットから無料でダウンロードして使える型紙や、簡単に衣装を作るためのグッズが増えてきたので、以前よりも自作しやすくなっていると思います。」

 

「同じレイヤーさんからの便利な知識をお借りして、裁縫というより図工感覚で衣装を製作しています。」

 

「衣装の構造をよく観察して、着脱しやすさを重視して作るようになったら大分楽に製作できるようになりました。」

 

「元々まっすぐ縫うことができない程不器用でしたが、勢いでミシンを買って独学で今に至ります。やらないよりやってみるのが大事!」

 

「必要なのは推しへの愛。」

 

「好きこそものの上手なれ!」

 

 

中でも目立ったのは「とにかく衣装製作の数をこなす」というアドバイス。最初は上手くできなくても、経験を重ねてレベルアップするたびに面白くなる。これはコスプレ衣装作りにも言えることなのですね!

 

衣装についてググっと深めた今回の記事、いかがでしたか?レイヤーさん達のコスチュームへのこだわりや情熱を知ると、コスプレ写真鑑賞が一層楽しくなるかもしれません。

 

「素朴な質問コーナー」はいったん一区切りとなります。「コスプレイヤーさんにこんなこと聞いてみたい!」という疑問、こちらの企画アカウントDMへどしどしお寄せください!

 

 

DOUJIN WORLDコスプレアンケート企画Twitter : @dw_cos_survey

 

 




Writer

KAMOMI

管理栄養士にしてコスプレイヤーの新人ライター。得意分野はコスプレを主とするオタク文化、食物・栄養関連。


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