【コスプレイヤー：とーま＆れいにー】一緒に成長してきた、まさに戦友

2021.01.16

コスプレ

インタビュー

【コスプレイヤー：とーま＆れいにー】一緒に成長してきた、まさに戦友

隣りにいてしっくりくるヒーローとヒロイン

やっぱりさぁ、かっけぇヒーローの隣には可愛いヒロインってのが必要なのよ。しかもさ、ただただ「守るべき存在」ってだけじゃなく「高め会える戦友」だったとしたら、さらに憧れちゃうよな。

例えば・・・キリトの隣にはアスナがいる。

そして、黒崎一護・・・じゃなくて、阿散井恋次の隣には朽木ルキアがいる。

BLEACH（カメラマン：TAMAKI YUKIHIRO／@abios_2004）

わざわざ言うまでもなく、わかるな？そういうことよ！！

というわけでコスプレ界の、そんな男女ペアを紹介しよう。とーまさん＆れいにーさんだ。なんとなんと、お二人はコスプレ初心者の頃から切磋琢磨してきた仲なのだという。

コスプレ初心者の頃から切磋琢磨

とーま「最初に出会ったのは・・・コスプレを始めたのが４年くらい前だったので、その頃からの付き合いですね」

れいにー「そうそう、イベントでたまたま会ったんですよ。化物語のコスプレをしていました。お互い初心者で、まさかこんなペアみたいな感じで一緒にコスプレをするようになるとは（笑）」

しかし、それが運命の出会いというやつだったのだろうか。なんと、台湾のコミケとも言われるFANCY FRONTIERにまでペアで参加するようになったそう。

プロメア（Fancy Frontierでの一枚）

台湾のコミケにも二人で参戦

れいにー「台湾はこうしたオタク文化も根付いていますし、日本人にも好意的な人が多いのでとても好きな国なんです。コスプレしていると日本語で話しかけてくれたりもするんですよ」

とーま「ただ、日本にとても歩み寄ってくれてるので、日本の物もとっても目立ちますね。グッズとかは台湾で作られたものが多かったのですが、コスプレイヤーの写真集なんかは、日本人のものがほとんどで、なんか日本を感じられました」

確かに同人文化先進国である日本、世界に誇るオタク文化の発信地日本、その影響や販路は海を股にかけているようだ。

第５人格(カメラマン：祭火／@tounomatsuri）

コスプレに対して同じ方向を見ていることが大切

ところで、こうしてペアでコスプレをするようになったきっかけはなんだったのだろう？

とーま「う～ん・・・お互い結構同じようなマンガを読んだりとか、アニメを見ていたので、好きなものが似ているからですかね。これをやりたい、次はあれをしたいみたいな感覚が近いのかもしれません」

金色のガッシュ（カメラマン：渋谷／@shibuya_012）

れいにー「他には、やっぱり作品ごとの解釈の仕方が合っているってのも重要かも。それにウィッグの作り方とか、衣装のデザインへのこだわりなんかも、自分が「ここは譲れない！」って部分が共通していたりしますから。あと、これも大切なんですけど写真の完成のイメージが近いこと！二人が納得できるからこそ、一緒にやっている意味があります」

なるほど・・・有り体な言葉を使わせてもらうならば、価値観の一致というやつだ。

文豪ストレイドッグス（カメラマン：カヱルくん／@funatex027）

れいにー「二人だからこそ刺激し合えるのもいいですよね。と言っても、完全に二人だけでコスプレをやっているんではなくて、やりたい作品に合わせて友人に合わせを頼んだりもするんですが、この交流の輪が増えるのは利点です。女性コスプレイヤーだけで集まってたら男性レイヤーの知り合いは少なくなってしまいますし、その逆もあります。でも、二人だからこそ自分では知り合えなかったような人と繋がりが持てる」

とーま「僕はカメラマンさんとの繋がりで、れいにーさんと一緒にコスプレしててよかったなってことが多いですよ。れいにーさんを撮ってもらってる時に、ついでに自分も・・・なんてこともあるんで（笑）」

なるほど・・・ちゃっかりしている・・・と言いたいところだが、実際に女性コスプレイヤーさんだけを撮りたいというカメラマンさんも多いという。そのため、男性コスプレイヤーさんにとってはカメラマンさんとの繋がりはコスプレ活動の生命線だといっても過言ではないのだ。