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2020.09.30

【コスプレパティシエダンサー:ミズホ】趣味と本業をうま〜く融合した結果・・・世界初のジャンルまで誕生

 

3つの顔を持つミズホさんの活動

勝手に命名させていただいたが、コスプレパティシエダンサーとはインパクト抜群の肩書だ。ハイパーメディアクリエイターみたいな、わけわからん抽象的なワードの上塗りとは一線を画し、一つ一つに具体性がある。

 

趣味と仕事を上手にリンクさせるって、とっても難しいもの。好きなことを仕事にすると、ビジネス色が多くなってしまい葛藤に苛まれたりもしてしまう。何事もバランスが大切だ。DoujinWorldなんて、嗜好や志を優先させ続けた結果・・・財布が寂しい。

 

3つの顔を持つミズホさんの活動内容とは・・・?

 

今回ご紹介するミズホさんは、以前インタビューを受けていただいたなつめさんからのつながり。趣味としてのコスプレの要素を、本業のパティシエやセミプロとして活動しているダンスにうま~く取り入れていること脱帽だ。なんとも文字で書くと複雑な二面性・・・いや三面性。この秘訣をうかがった。

 

 

あくまでもコスプレは趣味として楽しむ!

「そう、趣味はあくまでもコスプレ!もう20年くらい続けているんですよ。昔は、まだまだコスプレってメジャーではなかったので、衣装は手作りですしウィッグも高いし・・・クオリティよりもみんなで集まってわいわいって感じの文化でした。今、私のコスプレ活動の1番大切にしていることは、写真です。私だけが主役になるんじゃなく、写っているもの全てで物語を紡げるような・・・そんな1枚を撮ることができた時、特にやりがいを感じますね」

 

 

なんとまさにコスプレ黎明期くらいからの活動歴に驚き。ミズホさんの衣装は手作りのものも多く、特に2.5次元キャラクターの衣装は、デザインだけではなく使用している布も同じものを使っているそう。

 

「同じ衣装、同じ布に包まれていることが何より嬉しいですよね。コスプレを始めた時は裁縫なんて全然できませんでしたが、習いに行ったりしてちょっと複雑なものも縫えるようになってきました。好きなキャラクター、好きな人とと同じものを着ているってことに喜びを感じられます」

 

 

小物1つでも手を抜かないコスプレ撮影


スイーツと背景、小道具がが絶妙にマッチした一枚!文字のフォントにも手を抜いていないのが伝わってくる。

 

そんなミズホさんの本業は先に述べたようにパティシエで、なんと職歴は16年。この技術がコスプレ撮影に役立つこともあるという。

 

「撮影の時のスイーツの小道具を用意させてもらったりもしているんですよ。他に、自分のコスプレ活動では写真集にレシピを載せたりもしています」

 

小道具のスイーツ一つとっても、食品サンプルではなく実際のものを使う。そんな細かい臨場感の積み重ねが、写真に奥行きを持たせているだろう。

 


ほとんど人が写っていないのに、コスプレ写真として確立されているから驚き!

 

 

世界初!コスプレポールダンスが誕生

「また、クラブでダンサーやDJの経験もありますので、コスプレパフォーマンスやコスプレDJをすることもあります。特に今、広めていきたいと思っているのがコスプレポールダンス!クラブでダンサーをしていて知り合った友人から「コスプレをしてポールダンスをするイベントを立ち上げたいから手伝ってもらえない?」って誘われたんです。ポールダンスって言うと、ちょっといやらしいの想像します・・・よね?」

 

はい!もちろん!!!

 

「・・・肌、出してないです」

 

え・・・?

 

「そういうエロティックに踊ってチップ貰って~というジャンルではなくてですね、技術としてのポールダンスにコスプレを合わせた活動なんです。ポールダンスの経験も多少ありましたし、コスプレとダンス、交わらないと思っていた2つが交差するなんて面白そう!って手伝わせてもらうことになったんです。アニメの世界でキャラクターがポールダンスをすることもありますし、それが現実になったらすごいじゃないですか!」

 

コスプレをしながらポールダンスする・・・口で言うのは簡単だが、実は非常に高度なテクニックが必要なのだという。

 

「ポールダンサーがなんで肌を露出させているかって言うと、ポールと肌を密着させることができるからなんです。ここにコスプレの衣装という布を挟んでしまうと、すべるすべる(笑)。だからトレーニングも大変ですし、体幹もしっかり鍛えなくちゃいけません。また、どうしても滑る時はゴムのような摩擦を作れるスプレーを衣装に吹きかけるようにしたりしています」

 


とんでもなくアクロバティック!!

 

まさか・・・ミズホさんのTwitterにアップされているコスプレダンスの動画を見ても重力なんて全く感じさせないほど軽やかなのに・・・そんな苦労があったとは。

 

 

●ミズホさんTwitter

 

@mizuho_es

 

 

「私は最近では、実際にダンサーとして参加するのではなくイベントMCとして手伝わせてもらってることの方が多いです(笑)。以前のイベントでは、ポールダンスの世界大会で入賞した人が出演してくれたこともあるんですよ」

 

 

いつかは世界に広げたい

コスプレ、パティシエ、ポールダンサーという3つの顔を持つミズホさん、最後に目標を聞いてみると・・・

「コスプレしてポールダンス、世界でもなかなかありません。というか、今までまったくなかったジャンルです。だからこそ、海を越えて世界中に広めていきたいなって思ってます。ぜひDoujinWorldさんが海外でイベントをやる時は、コスプレポールダンスもよろしくお願いします!」

 

 

ミズホ

 

Twitter:@mizuho_es

 

(パティシエとしてのアカウントはこちら↓)

Twitter:sweetscreator

 

 

 

 

 




Writer

佐藤志郎

2010年に広告制作会社を立ち上げる。主要な取引先は通信販売会社であるため、得意分野はダイレクトレスポンス広告。


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