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2020.09.15

はじめて「行列」に並ぶときは注意すべし

大型同人誌即売会、人気のあるサークルさんのスペース前には大抵の場合行列ができあがる。

 

読者諸君も同人誌即売会に参加することになれば、一度くらいは行列に並ぶこともあるかもしれない。

 

そこで間違っても「たかが行列」と侮ってはいけない。

じつは同人誌即売会ならではのルールが存在するのだ。

 

今回はそんな行列の並び方について説明しようと思う。

 

 

サークルさん、スタッフさんの指示に従うべし

どうしても欲しい同人誌があったりすると周りが見えなくなりがちだが、冷静になって周囲の動きをよく観察してみてほしい。

 

壁際に配置されるような大手サークルさんなどは、行列ができることに慣れているはずなので、基本指示に従っていれば問題ないだろう。

ただし、慣れていないサークルさんや、想定より列が伸びすぎた場合、イベントスタッフさんが列を移動させたり、整理に来ることがある。

その際はスタッフさんの指示に素直に従おう。

 

 

周囲のサークルさんにも気を配るべし

 

また、島でも中堅サークルさんに行列ができてしまうケースが往々にして起こりうる。

誕生日席に配置されているようなサークルさんならば、まだ周囲のスペースにも余裕があり、行列ができても対処しやすい。

 

しかし、島中のサークルさんだと行列自体が初めてという可能性もあり、列整理が上手くできないかもしれない。

 

その時は周囲のサークルさんの頒布を妨げないように、こちら側が注意を払えばよい。

列からはみ出て並んだり、他のスペースに入り込まないことを意識すれば、まずは安心だ。

あとはスタッフさんとうまく連携して、行列を作っていこう。

 

※上記サークルさんのスペース配置については「壁」と呼ばれるサークルたちを参照

 

加えて、サークルさんは極力行列を伸ばさないようにするために素早い頒布を心掛けている。

会話や差し入れ、スケブのお願いなどは行列が解消され、頒布がある程度落ち着いてから行うのがマナー。

また、できるだけ行列に並んでいる間に財布や小銭を準備しておくなどの心遣いも喜ばれる

 

 

札(フダ)を持つべし

 

同人誌即売会で行列に並ぶ際、最後尾の人はそのことを周囲に示す最後尾札というものを持つことになる。

最後尾札とはサークルさんが事前に用意してくれている「最後尾」の文字と、行列をつくっているサークルさんの名前、スペース番号が記されたボードや紙のことである。

 

複数の行列が出来ている場合、どの行列がお目当てのサークルさんなのか迷ってしまいがち。

そんな時に目印にしたいのがこの最後尾札だ。

 

ちなみに行列に並ぶときは、最後尾札を持っている人に声を掛けて、札を受け取って並ぶ。

受け取ったら次の誰かが後ろに並ぶまで周囲に分かるように最後尾札を掲げよう。

 

また行列が長くなったことで、スタッフさんが列を途中で切り離し、移動させた際はその場に残った行列の最後尾が「列途中」と記入された札を持つ。

間違えてこの列途中札を持った人の後ろに並んでしまうと、横入りをしたことになってしまうため、並ぶ前には札の文字をよく確認することをおすすめする。

 

以上、今回は行列の並び方について説明した。

慣れていないと行列に並ぶことにも抵抗があるかもしれない。

しかしその先には念願の同人誌が待っているため、行列は大切なプロセスである。

 

それに並んでいる人たちは皆同士なので、安心して欲しい。

そんな仲間と一体感を持って並ぶためにも、今日の知識をぜひ覚えていってもらえると嬉しい。

 

 

 




Writer

Shuuuuhi


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