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2021.04.17

【イラストレーター:猫目堂(チェシャの黒猫、三池さくら】見るもの全てがデフォルメされている!!

 

時にはドドーン!!ババーン!!みたいな勢いに憧れる

こういうインタビュー記事を書いているとさ、いかに面白く、いかにウイットに富んだ言い回しができるかってのがこだわりなわけよ。でもさ、やっぱり時にはどストレートな感じで、勢い100%で書ききりたい。書き殴りたい。

 

そんなわけで、大切なのはアメコミとかカートゥーン的な成分だと思うんだ。だからこそ、このお二人に登場してもらうぞ!イラストレーターとして活躍中の猫目堂さんだ!!

 

猫目堂さんのロゴ

 

実は猫目堂さん、チェシャの黒猫さん(男性)と三池さくらさん(女性)のコンビとして活動されている。お二人ともディズニー大好きなだけあって、正直に申し上げて美女と野獣である。

 

 

 

猫目堂さんが誕生したきっかけ

チェシャ「ただ、美女と野獣のエンディングみたいな関係は、残念ながら全くないんですけどね」

三池「そうね、私けっこうキツくあたるしね」

 

というご関係性である。しかしなんでまた、男女コンビの猫目堂さんが誕生したのだろうか。

 

【チェシャさんイラスト】インタビューのために書き起こしていただいたチェシャさんの似顔絵!!

 

チェシャ「もともとボクがイラストレーターやアニメーターとして、一人で仕事をもらっていたんですよ。で、ある時よく行く飲食店のポップを見て、上手だなって思ったんですね。それを描いていたのが三池だったんです」

 

三池「そうそう、実は声優とかのお仕事をしながら働いていて、一緒にやろうって誘われました」

 

【チェシャさんイラスト】インタビューのために書き起こしていただいた三池さんの似顔絵!!

 

 

幼い頃から海外のアニメ文化が身近にあった

なるほど、しかしイラストレーターの筆のタッチや趣味嗜好は実に様々である。なぜお二人は、こうしたカートゥーン調のイラストに惹かれていったのだろうか。

 

チェシャ「ボクの場合は、幼稚園に行っていた時からディズニーの絵を描くのが好きだったんです。で、その頃ですね101匹ワンちゃんの絵を見て、衝撃を受けたんです。犬うまっ!!!!って。これは絶対勝てないって思いました」

 

むしろ、ディズニーのアニメを見て「楽しい」とか「カワイイ」とか、そんな感情以外の感想を持つ園児がいることに驚きだ・・・

 

【チェシャさんイラスト/チェシャさんのモンスター化】猫目堂さんお二人の共通の友人などをモンスター化していく計画の中から抜粋

 

【チェシャさんイラスト/三池さんのモンスター化】猫目堂さんお二人の共通の友人などをモンスター化していく計画の中から抜粋

 

チェシャ「その後、小学校に上がってからはアメコミにハマりました。叔父がアメリカと日本を行き来していて、お土産にMARVELのコミックをもらったんです。英語で何が描かれているのかさっぱりでしたが、これも衝撃でしたね」

 

三池「私の場合は、実家の近くに米軍基地があったから。アメリカの文化が身近だったんですよ。もともと母がディズニーが大好きで、家の中はバラのカーテンにシャンデリアみたいな感じでした。でも、高校の頃にアメコミに出合って。日本では見たことがない配色に、海外ってすごい!!って思ったんです」

 

【三池さんイラスト】オリジナルモンスター

 

チェシャ「配色と言えば、これはハズせないというのが『トムとジェリー』ですね」

 

三池「わかる!グラデーションとかを使わず、単色で上手な絵って本当にスゴイ!」

 

チェシャ「しかも、ネコのトムがネズミ色」

 

三池「そこにシビれるよね!!」

 

お~・・・確かに言われてみれば、ネコとネズミ色が逆だ!!お二人の目の付けドコロも、さすがである。

 

【三池さんイラスト】オリジナルモンスター

 

 

ビルが歪み、人の顔がアニメに・・・そんな世界に生きる

チェシャ「たぶん、普段から景色がおかしく見えてるのかもしれないですね。ビルは歪んで感じるし、車に轢かれてもペチャンコになるだけで死なないって思ってますから」

 

三池「うんうん、人の顔はカートゥーンのキャラに見えてきちゃう。会う人をどうデフォルメしようかなって、すぐ考えるし」

 

チェシャ「日常の電車の音とか機械音とかも、吹き出しや描き文字で表現する脳になっちゃうよね。文字のフォントか、どんなカタカナが合うだろうとか」

 

う、う~ん・・・我々には、ビルは真っ直ぐそびえ立ってるし、人の顔は写真通りだし、音は音だ。文字は見えない。この二人、完全にマンガではなく『コミック』に染まってやがる。

 

【三池さんの部屋】壁一面グッズだらけでスゴイ!!

 

【三池さんの部屋】天井までグッズで溢れている

 

 

猫目堂の今後の展望とは?

そんなお二人の今後の展望はどういったものなのだろうか。

 

チェシャ「ボクはアニメーションスタジオを手伝うこともあるんですが、その仕事をしていると自分の絵を動かしたくなってくるんですよ。強い女の子が好きなんで、いつかオリジナルキャラクターをアニメにしたいです」

 

三池「私は、声優をやったりラジオに出させてもらったり、イベントのMCを頼まれたりすることもあるんで、そこで繋がれた人たちに猫目堂のイラストをしっかり売り出していきたいと思っています。ほら、チェシャさんてビジュアル的に広報向きじゃ・・・ない・・・じゃないですか?」

 

チェシャ「う、うん・・・」

 

同意しにくい!!!!

 

が、普段からプリンセスな三池さんと、あまやかすことしかできないというチェシャさんならではも掛け合いである。こうした、まさにカートゥーンアニメのような関係が維持できているからこそ、本当に勢いのある本場さながらのイラストが完成するのだろう。

 

【三池さんイラスト】オリジナルモンスター

 

 

●猫目堂

 

Twitter:@cheshire_catbsk

 

 

●三池さくら

 

Twitter:@kirakirapink666

 

Instagram:@kirakirapink666

 

 

 




Writer

佐藤志郎

2010年に広告制作会社を立ち上げる。主要な取引先は通信販売会社であるため、得意分野はダイレクトレスポンス広告。


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