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2021.06.11

アンケート企画『コロナ禍の一年、オタ活を振り返って』後編

 

 

 

前編↓

 

中編↓

 

コロナ禍のオタ活に切り込むアンケート企画、いよいよ後編です。

 

本編では、コロナ禍で新たに登場したオタ活手段や現地イベント参加の再開についての調査結果、回答者の皆さんの今後の展望についてご紹介します。

 

それでは最後まで張り切っていってみましょう!

 

 

 

オタ活の代替手段、利用してみてどうでしたか?

 

イベント現地に観客・参加者が集まれない状況を受け、この一年で様々な代替手段が登場しました。実際に利用した方々に感想を伺いました。

 

 

対人コミュニケーションの伴う手段は賛否が分かれる結果となりました。『ライブ・舞台の配信』の満足度が高かった理由として、人数制限が無い・コロナに関係なく現場に行けない人も楽しめるなどの独自のメリットの存在が大きかったようです。

 

~コメント~

『ライブ配信はチケット争奪戦がなくて最高でした。生で観たいけどアーティストの方が色々工夫してこんな時だからできる事を!と頑張ってくれる気持ちが嬉しくてグッズを多めに買いました。』(40代女性)

 

『ライブは人混みが苦手なので体質上行けないので、ライブビューイングを楽しめる環境が増えたのは嬉しいです。チケットを買って推しに貢げる。』(30代女性)

 

『画面越しのイベント参加や人とのやりとりが増え、気が楽になった。』(30代男性)

 

***

 

『エアコミケや個人でサイトを使い通販が多くなっていますが、大元の収入が減った分、今まで以上に同人誌への出費を切り詰める人は増えるかも?と思いました。』(30代男性)

 

『エア同人誌即売会はどうしても現地で頒布していた時よりも手に取ってもらえることが減ってしまったので、割り切って無配のオンラインペーパーやエア即売会限定で既刊の公開等をして見てもらえることが増えました。』(20代女性)

 

イベントが以前のように開催されるようになっても、より多くのオタクの皆さんが楽しめる機会は続いていくといいですね。

 

 

あなたのイベント参加の再開時期は?

 

見事に回答が分かれました!『既に再開している・再開へ前向き』な方々と『再開を迷っている・しばらく再開しない』方々がおよそ半々、といったところでしょうか。再開する・しない理由は人それぞれではありますが、一日も早く誰もが安心して現地に参戦できることを願うばかりです。

 

 

*感染症対策、どうしていますか?

既にイベント参加を再開されている方々へ、感染症予防で心がけていることを伺いました。特に回答の多かった対策をご紹介します!

 

『マスクの着用』

…もはやマナーとなっている対策。二重に着ける・透過率の低い不織布のマスクを選ぶ等、よりきめ細やかな配慮を行っている方々もいらっしゃいました。

 

コスプレイベントでは、撮影時以外のマスク着用を徹底する為に運営スタッフの見回りが強化されているそうです。

 

『消毒用アルコールスプレーやウェットティッシュの携帯』

…外出先で、どんなタイミングでも感染リスクを減らせるアイテムは心強いですよね。スマートフォンなど、日常的によく触れる物は帰宅後に欠かさずアルコール消毒を行う、という対策も挙げられました。

 

『イベント前後の体調管理』

…大好きなイベントや推しのライブ・舞台が感染症の原因になるのはとても悲しいこと。日々の検温・少しでも具合が悪いと感じたら参加を見送るなど、回答者の方々一人ひとりの自覚と努力が垣間見えました。

 

~ その他のコメント ~

『舞台を観に行くことが多いので、友人と一緒でも会場内で会話しない・会場付近にたむろさないことを心がけています。』(30代女性)

 

『屋外コスプレイベントで、人気のない場所を選ぶ』(30代女性)

 

『同人イベントでのサークル参加では、飛沫感染防止パーテーションの設置、手袋の設置、金銭の消毒を行なっています。』(40代女性)

 

 

 

新型コロナウイルスが収束したら、楽しみたいことは何ですか?

 

1位:オタクの友人たちと顔を合わせて交流すること…73名

2位:コミケなど大規模イベントの賑わい…70名

3位:世の中が上向きになり、誰もが精力的にオタ活できるようになること…53名

4位:気兼ねなくライブや舞台を観に行き、推しに会うこと…39名

5位:地域を気にせず聖地巡礼や遠征に行くこと…38名

 

~ その他コメント ~

『ライブでコールができるようになること』

『コスプレ撮影を気楽に誘えたり誘われたりするようになること』

『ゲーム作品の公式フェスで海外からやってきたユーザーの方々と知り合えたことがとても嬉しかったので、現地開催の再開を心待ちにしています』

 

 

今回、「コロナ禍の一年を振り返る」というテーマでお届けしてまいりましたが、感染症対策の為の制限や自粛は今も変わらず日常と共にあります。この状況がいつまで続くのか、元通りの生活を取り戻せるのか、誰にもわかりません。

 

それでも、好きなことを好きでい続けること、何かのオタクであり続けることは、先の見えない日々を生き抜く強さになります。

 

どうか皆さんが心身を労わりながら夢中になれることを忘れず、彩りのある毎日が送れますように。

 

アンケートにご協力くださった106名の回答者の皆さん、3部に渡る長編記事にお付き合いいただいた読者の皆さん、本当にありがとうございました。

 

第6回アンケートは絶賛企画中です。どうぞお楽しみに!

 

☆アンケート実施期間、こちらのTwitterアカウント(@dw_survey)にて参加者を募集しております。フォローお待ちしております!

 

 




Writer

KAMOMI

管理栄養士にしてコスプレイヤーの新人ライター。得意分野はコスプレを主とするオタク文化、食物・栄養関連。


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